抜根(伐根)は、伐採したあとに地中へ残った切り株と根を掘り起こす作業です。 広島市の抜根費用は、幹の直径15〜30cmで15,000円(税込)から。伐採とは別の作業になります。
切り株を残すと、樹種によっては新しい枝が伸びてきます。 シロアリが寄ることもあり、その場所に駐車場や物置をつくるときの支障にもなります。一方、支障がなければ残しても構いません。
このページでは、幹の直径別の参考価格、金額が変わる条件、切り株を残した場合に起きること、越境してきた隣の木の根の扱い(民法233条)を説明しています。
伐採とあわせてご依頼いただく場合の流れは、広島市の伐採にまとめています。
抜根とは、切り株と根を掘り起こすことです
抜根(ばっこん)は、伐採したあとに地中へ残った切り株と根を、掘り起こして撤去する作業です。伐根(ばっこん)とも呼びます。
伐採と抜根は別の作業です。伐採は地上部を切るだけなので、地面には切り株が残ります。その切り株と、地中に広がった根を取り除くのが抜根です。
作業としては、切り株の周りを掘り、根を切り離しながら、株ごと引き抜きます。重機が入る場所なら重機で掘り起こします。入らない場所では、スコップとチェーンソーで人力で掘ることになります。
根がどこまで広がっているかは、掘ってみないと分かりません。 一般に、根は枝が広がっていた範囲と同じくらいまで伸びています。
切り株を残すと、こうなります
「切り株くらい、そのままでいいのでは」と思われることがあります。実際、支障がなければ残しても構いません。ただし、次のことが起きます。
1. 切り株から新しい枝が伸びてくる
樹種によっては、切り株から新芽が出て、また木になります。 ヤナギ、クスノキ、ポプラなどは特に強く、数年でまた同じ高さまで戻ることがあります。
「せっかく切ったのに、また生えてきた」というご相談は珍しくありません。根が残っていると、樹種によっては切り株から再び芽が出ます。
2. シロアリが寄る
枯れた切り株は、シロアリにとって格好の住処です。 地中の根も同じです。庭の切り株にシロアリが定着し、そこから建物の基礎へ移ることがあります。
家屋のすぐ近くに切り株がある場合は、抜根をおすすめします。
3. あとの工事ができない
切り株と根が残っていると、その場所にできることが限られます。
- 駐車場にする → コンクリートを打つ前に、根を撤去して転圧する必要がある
- 物置・カーポートを建てる → 基礎が打てない
- フェンス・塀を立てる → 支柱が入らない
- 家庭菜園・芝生にする → 根が邪魔をする
土地を使う予定があるなら、伐採と同時に抜根まで済ませたほうが、結果的に安く済みます。 後日あらためて重機を入れると、その分の費用がかかります。
参考価格
表示価格はすべて税込です。
| 幹の直径 | 参考価格 |
|---|---|
| 15〜30cm | 15,000円/本 |
| 31〜50cm | 25,000円/本 |
| 51〜80cm | 45,000円/本 |
| 81〜100cm | 70,000円/本 |
直径15cm未満の細い木、および直径100cmを超える木は、現地を確認のうえお見積りします。
「幹の直径」の測り方
当社の区分は「幹の直径」です。幹回り(幹を一周させた長さ)ではありません。
| 意味 | 同じ木での数字 | |
|---|---|---|
| 直径 | 切り株を真上から見たときの、差し渡しの長さ | 10cm |
| 幹回り | メジャーで幹を一周させた長さ | 約31cm |
幹回りは直径のおよそ3.14倍です。 業者によって表記が分かれる部分なので、他社と比べるときは何を基準にした数字かをご確認ください。
測り方に迷われたときは、お電話でご相談ください。 幹を一周させた長さをお聞きすれば、こちらで直径に換算します。当社からのメールにご返信いただく際に、メジャーを当てた写真を添付していただいても構いません。
金額が変わる条件
重機が入るか、人力になるか
これが最も大きく効きます。
重機が横づけできる場所なら、掘り起こしは短時間で終わります。入れない場所では、スコップとチェーンソーで人力で掘ることになり、同じ太さでも作業時間が数倍になります。
広島市内では、西区の観音・己斐、東区の牛田・戸坂のように、道が狭く家が密集した地域でこの差が出ます。
根の張り方
浅く広がっている根と、深く垂直に伸びている根では、掘る量が違います。樹種と樹齢によって変わり、掘ってみるまで正確には分かりません。
地中の障害物
水道管、ガス管、排水管、電線が根の近くを通っていることがあります。この場合、重機は使わず手作業に切り替えます。 事前に配管の位置が分かる図面があれば、お知らせください。
掘った穴を埋め戻すか
抜根すると、その場所に穴が空きます。土を入れて埋め戻す、転圧する、整地するといった作業が必要かどうかで金額が変わります。 そのあと駐車場にするのか、庭のままにするのかによっても変わります。
抜根したあと、その土地をどうしますか
株式会社タキモト建工は解体工事の会社です。 木を切って根を抜いて終わり、ではありません。
- 整地 — 掘った跡を埋め戻し、転圧して平らにします
- 駐車場にする — 根を撤去し、転圧したうえでコンクリートを打つ工程まで
- 建物の解体 — 空き家、倉庫、車庫の撤去
「木を切って、根を抜いて、更地にしたい」という一連の相談を、一社で受けられます。
なお、広島市には倒壊のおそれがある空き家の解体費用を補助する制度(老朽危険空家等除却補助制度・上限50万円)があります。補助金の交付決定前に工事を契約すると対象外になるため、空き家の解体をお考えの場合は早めにご相談ください。
よくあるご質問
伐採だけして、根を残すとどうなりますか?
次のようなことが起きる場合があります。
- 樹種によっては、切り株から新しい枝が伸びてきます。 ヤナギ、クスノキ、ポプラなどは特に強く、数年でまた同じ高さまで戻ることがあります。
- シロアリの住処になることがあります。 枯れた切り株と地中の根は、シロアリが寄りつく場所になりがちです。家屋の近くでは注意が必要です。
- その場所での工事の支障になります。 駐車場、物置、カーポート、フェンス——根が残っていると、そのままでは施工できない場合があります。
逆に、支障がなければ残しても構いません。 「切り株が庭の奥にあって、特に何もする予定がない」のであれば、抜根は必須ではありません。必要かどうかを含めてご相談ください。
越境してきた隣の木の根は、切ってもいいですか?
根については、自分で切り取ることができます(民法233条4項)。
これは枝とは扱いが違う点です。枝が越境してきた場合は、原則として木の持ち主に切ってもらう必要があります(民法233条1項)。2023年(令和5年)4月の民法改正で、催告して相当の期間(基本的に2週間程度)内に切られない場合などは自分で切れるようになりましたが、条件があります。
根は、以前からこの条件なしに切り取ることができます。
ただし、根を切ることで隣家の木が枯れたり倒れたりすると、別の問題になり得ます。 大きな木の根の場合は、切る範囲を慎重に判断する必要があります。個別の判断については弁護士や司法書士などの専門家にご相談ください。広島市も公式サイトで同様の案内をしています。
抜根の費用はどう決まりますか?
幹の直径が基準で、そこに現地の条件が乗ります。
最も大きいのは重機が入るかどうかです。重機が横づけできれば短時間で終わりますが、入れない場所では人力になり、同じ太さでも作業時間が数倍になります。
そのほか、根の張り方、地中の配管の有無、掘った穴を埋め戻すかどうかで変わります。現地を確認したうえでお出しする見積り金額が、最終金額です。
抜根した後の土地を、駐車場にできますか?
できます。 当社は解体工事の会社なので、根の撤去から整地、転圧、コンクリート打設までの流れをそのままお請けできます。
駐車場にする予定があるなら、抜根の段階でお伝えください。 埋め戻しの土の入れ方や転圧の仕方が変わります。あとから「やっぱり駐車場に」となると、掘り直しになることがあります。
伐採と一緒に頼んだほうが安いですか?
多くの場合、そうなります。 重機の搬入と作業員の手配を一度にまとめられるためです。
伐採だけを先に行い、後日あらためて抜根を依頼すると、重機の搬入がもう一度必要になります。土地を使う予定があるなら、最初から両方をご相談ください。 同時に行う場合の金額は、現地確認のうえでお出しします。
伐採と一緒なら、重機の搬入は一度で済みます
現地調査・お見積り・出張費は無料です(広島県内)
まずはご相談ください
現地調査・お見積りは無料です。
株式会社タキモト建工
電話:082-299-9777(9:00〜18:00/月〜土曜・日祝定休)
